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長徳寺の義士堂内部。左手の棚に並ぶ木像は修理を待つ23体。“帰郷”する木像は右手のパネル写真のある棚に並ぶ予定だ=新発田市

長徳寺の義士堂内部。左手の棚に並ぶ木像は修理を待つ23体。“帰郷”する木像は右手のパネル写真のある棚に並ぶ予定だ=新発田市

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義士堂に四十七士 1日だけ集結 7日、新発田

新潟日報

 堀部安兵衛ゆかりの長徳寺(新発田市)の義士堂に所蔵されていた赤穂四十七士の木像が7日、約1年9カ月ぶりに1日だけそろい踏みする。老朽化に伴い、奈良県で修復を終えた23体が"帰郷"する一方で、残る23体が入れ替わりで修復に出されるためだ。同日は清水園(同市)にある安兵衛の木像も義士堂に帰り、修復に携わった専門家の解説も行われる。

 23体の修理は2014年1月に始まった。安兵衛の木像は他の46体に先立ち修理され、同年2月に清水園内にオープンした「堀部安兵衛伝承館」に安置されている。

 四十七士の木像は新発田市の指定文化財。明治時代の人気浪曲師・桃中軒雲右衛門(とうちゅうけんくもえもん)が福岡の自宅に所蔵していたもので、1913(大正2)年に新発田に寄贈された。雲右衛門は、四十七士の武勇を描いた浪曲「義士銘々伝」を完成させ、その公演の時には木像を飾ったとも言われている。木像がいつ、どのような形で制作されたのかは定かではない。

 制作から100年以上経過している木像は、大石内蔵助の左足が無かったり、大石主税(ちから)の鼻が欠けていたりするなど老朽化が激しかった。修復費約1200万円は、安兵衛の顕彰団体「武庸会」の協力のほか、市指定文化財に対する保存修理への補助金で賄った。

 残り23体の修理は2017年春には終わる予定。修理を担当した奈良県の文化財修復家、田川新一朗さん(40)は「めくれている塗料を接着するなど、古いものを残す修理を施した」と話す。

 7日は義士堂で午前11時半、午後0時半、午後1時半の3回、田川さんが木像について解説する。無料。午後2時からは浪曲師の国本武春さんが「安兵衛と新発田」と題して公演する。前売り2千円(当日2500円)。問い合わせは長徳寺の関根さん、090(1898)5107。


主催者の都合や天候等により、催しの予定が変更されることがあります。ご利用の際は、主催者等に必ずご確認ください。

詳細情報

期間
2015年11月7日
会場
長徳寺(新発田市)の義士堂
住所
新潟県新発田市大栄町2丁目7−22
地図
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料金
7日は義士堂で午前11時半、午後0時半、午後1時半の3回、田川さんが木像について解説する。無料。午後2時からは浪曲師の国本武春さんが「安兵衛と新発田」と題して公演する。前売り2千円(当日2500円)。
問い合わせ先
長徳寺の関根さん
【電話】090(1898)5107

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