ことし再建300年を迎えた県内最古の民家「長谷川邸」(長岡市塚野山)で1日、地元出身の漫画家、和月伸宏さんの原画展が始まった。重厚な屋敷内には剣客の活躍を描いた116点が飾られ、訪れた人は情緒たっぷりの雰囲気とともに楽しんでいた。
長谷川邸再建300年祭の一環で、同祭実行委員会主催。和月さんの代表作「るろうに剣心」の直筆の漫画原稿や関連書籍などが並んでいる。
長谷川邸には開館と同時に県内外からファンが続々と訪れ、じっくりと見入っていた。撮影可能とあって1枚ずつ撮影する人も。栃木県矢板市の会社員の女性(31)は「長谷川邸の雰囲気がすてきで作品にぴったり。作品をきっかけに長谷川邸を知れてよかった」と話した。
展示は前後期で50点を入れ替える。前期は7日まで。後期は8~16日。午前9時~午後4時半で、高校生以上420円、小中学生210円。問い合わせは市越路支所産業建設課、0258(92)5903。
主催者の都合や天候等により、催しの予定が変更されることがあります。ご利用の際は、主催者等に必ずご確認ください。