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スタジオジブリ・レイアウト展

福井新聞

 高畑勲、宮崎駿両監督らが送り出した名作アニメーションの"設計図"と位置づけられる「レイアウト(画)」の展覧会「スタジオジブリ・レイアウト展」(福井新聞社後援)が8日から、福井市の県立美術館で開かれる。ジブリ設立以前の「アルプスの少女ハイジ」から、ジブリ最新作の「レッドタートル ある島の物語」まで33作品のレイアウトを網羅し、制作の秘密を解き明かす。

 国内外で2008年から開かれてきた巡回展で、北陸では初開催。過去最大級の約1400点を並べる。

 レイアウトは、1枚の用紙(ジブリ劇場版の場合縦23センチ、横35センチ)にアニメーションの1カットの構図を緻密に手描きしたもの。キャラクターと背景の動きや、カメラワーク、撮影処理など細かな指示が鉛筆と色鉛筆でラフに描かれており、これを基に作画やコンピューターグラフィックス、背景などの担当者がそれぞれの作業を進める。

 日本で初めてこのシステムを本格的に導入したのは、高畑さんと宮崎さんがジブリ以前に在籍したズイヨー映像制作のテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」(1974年)だといわれている。

 展示するレイアウトは完成品になる前のものだが、特に宮崎監督が手掛けたものは生き生きとした線で緻密に描かれ、アート作品としても楽しめる。「風の谷のナウシカ」で主人公がグライダーのような乗り物「メーヴェ」で飛ぶシーンなど、いくつかのレイアウトの横にはモニターが設置され、指示がどのように映像化されたかを知ることができる。

 県立美術館の西村直樹主任学芸員は「レイアウトからは、こういう画面を作りたいという作者の初期衝動が伝わり、大人も心を揺さぶられるはず。大がかりな造作を施した会場でアニメーションの世界に浸ってほしい」と話している。

 3月11日まで。会期中の土曜午前10時半からは、学芸員による見どころ解説会が開かれるほか、ジブリ関係者の講演会や座談会、映画上映会など、多彩な催しが企画されている。


主催者の都合や天候等により、催しの予定が変更されることがあります。ご利用の際は、主催者等に必ずご確認ください。

詳細情報

期間
2017年12月8日~2018年3月11日
時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
会場
福井県立美術館
住所
福井県福井市文京3丁目16-1
地図
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リンク
詳しくはこちら⇒ http://info.pref.fukui.jp/bunka/bijutukan/tenrankai/h29_index.html
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問い合わせ先
【電話】福井県立美術館 0776-25-0452

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