釜の湯を素手で豪快にはじく「湯切り」=1日午後10時8分、飯田市南信濃の日月神社

釜の湯を素手で豪快にはじく「湯切り」=1日午後10時8分、飯田市南信濃の日月神社

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生命の再生祈り「遠山の霜月祭り」 飯田・南信濃で始まる

信濃毎日新聞(2014年12月2日)

 長野県飯田市南信濃、上村両地区に伝わる「遠山の霜月祭り」(国重要無形民俗文化財)が1日、南信濃八日市場の日月(にちげつ)神社を皮切りに始まった。祭りを伝承しようと今年1月に結成された南信濃地区の10~40代の在住や出身者でつくる「霜月祭り野郎(やろう)会」も参加して祭りを盛り上げた。

 霜月祭りは太陽の力が弱くなる旧暦の11月(霜月)に八百万(やおよろず)の神々を招いて生命の再生を祈る。日月神社では正午ごろから神々に湯を献じる「湯立て」が始まった。午後10時すぎ、神職「禰宜(ねぎ)」が面(おもて)を着け、社殿に据えられた釜の湯を素手ではじく「湯切り」が始まると、集まった50人以上の見物人の盛り上がりは最高潮に達した。

 野郎会も鈴や剣、扇子を手に舞う「四つ舞」を披露し、会場を沸かせた。南信濃木沢出身で代表の木下隆彦さん(43)=下伊那郡下條村睦沢=は「動きがきれいに合っていた。練習の成果を出せた」と話していた。

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