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安曇野市の穂高神社、16年5月に小遷宮祭

信濃毎日新聞(2014年12月6日)

 安曇野市穂高の穂高神社は5日、2016年5月に行う式年遷宮祭(小遷宮)の日程と、祭事を祝って境内に展示する人形飾り物の内容を発表した。神話や歴史の場面を表現する人形飾り物は、同年のNHK大河ドラマ「真田丸」など五つの題材で作る。
 穂高神社では20年に1度、本殿を建て替える大遷宮を行う。その間、7年後とその6年後に小遷宮があり、本殿の傷んだ部分を改修し、内部の清掃などをしている。09年に大遷宮があった。

 16年の小遷宮は、1月30日に神社の一帯をはらい清める四至榊立(ししさかきだて)神事に始まり、4月にご神体を仮殿に移す。5月8日がメーンの本殿遷座祭で、最も静まり清浄な時とされる午前3時にご神体を本殿に迎える。同16日の終了奉告祭で閉じる。

 人形飾り物は5月1〜15日に南神苑(参集殿前)に展示する。人形を作る地元の睦友(ぼくゆう)社、一真(いっしん)会、健壮団の3団体が、真田丸のほか「天孫降臨」「上田城の合戦」「桜井の駅別れ」「加藤清正虎退治」を分担する。

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