下高井郡山ノ内町の志賀高原観光協会は6日、第47回志賀高原統一初滑り・スキー場開き祭を高天ケ原マンモススキー場で開いた。同町は、11月22日夜に県北部で起きた地震の震源地から離れているが、県外からのスキー修学旅行の予約取り消しが出ており、例年通りスキーができることをアピールした。
志賀高原の19スキー場のうち、6日までに4スキー場が営業を始めた。高天ケ原スキー場の同日朝の積雪は約30センチ。雪が降りしきる中、大勢の若者らがスキーやスノーボードを楽しんだ。
シーズン中の無事故を祈る冬山安全祈願祭の後、屋内で式典を開いた。志賀高原観光協会の春原良裕会長(63)は「地震の風評被害が出つつあるが、元気に営業しているので多くの人に来てほしい」と述べた。