JR東日本、西日本による車両走行試験が始まり、雪景色の中を新幹線飯山駅から上越妙高方面(奥)へと向かうE7系=8日午前10時3分、飯山市

JR東日本、西日本による車両走行試験が始まり、雪景色の中を新幹線飯山駅から上越妙高方面(奥)へと向かうE7系=8日午前10時3分、飯山市

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新幹線、雪国を快走 JRが長野-金沢間で走行試験

信濃毎日新聞(2014年12月8日)

 北陸新幹線(長野経由)金沢延伸を来年3月14日に控え、JR東日本、西日本は8日、延伸区間の長野―白山総合車両所(石川県白山市)間で車両の走行試験を始めた。開業日前日にかけて営業走行を想定した試運転をする計画。この日は長野―上越妙高(新潟県上越市)間を6往復する予定だ。

 県内唯一の新設駅となる飯山駅(飯山市)の周辺は雪景色。長野駅を発車した12両編成の「E7系」が午前10時1分ごろ、下りホームにゆっくりと入線した。運転士や車掌が、停車位置や線路設備の確認をし、上越妙高に向けて発車した。

 営業運行と同じ最高時速260キロで走り、所要時間は長野―飯山間が11分、飯山―上越妙高間は12分ほどだった。今後は融雪設備の確認などを行い、開業への準備を整える。

 これまでの走行試験は施設建設を担った鉄道・運輸機構が主に軌道や信号設備の点検のために8~10月に実施。JR東、西は今後、乗務員の訓練などを目的に、延伸区間で1日当たり最大25往復する。

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