午後7時、敦賀港に面した福井県敦賀市の金ケ崎緑地に、光の造形がぽっかりと浮かび上がる。市民だけでなく、週末には嶺北や滋賀県から訪れる人も。「ミライエ」は、冬の港を彩る新たな風物詩として定着しそうだ。
市民や関係団体でつくる「敦賀・鉄道と港」まちづくり実行委員会が、今年初めて企画した。電球設置に高校生たちが協力し、発電機の燃料は廃食用油を利用する、手づくりイベント。
海中を思わせる青い光のトンネル、鉄道と港をイメージする蒸気機関車とヨットの造形...。中に入って写真撮影できる球体やピラミッドは親子連れらに人気だ。
点灯は12月25日まで。月―木曜は午後9時まで、金土日曜祝日は同10時まで。