水揚げされた魚を見て回るオンダリビア市の一行=新潟市中央区

水揚げされた魚を見て回るオンダリビア市の一行=新潟市中央区

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「食文化」の発信ニイガタに学ぶ スペイン・オンダリビア市一行 新潟市内料亭、漁港など見学

新潟日報(2014年12月19日)

 世界に食文化の発信を目指すスペイン・オンダリビア市の関係者が、新潟市を視察のため訪れた。料亭や漁港などを見学し、新潟の食や料亭文化に触れながら、地元の食をPRする取り組みを探った。

 オンダリビア市は、スペイン北東部のフランス国境に位置する港町。「和食」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたことを受け、海産物を中心とした郷土料理を世界に広めようとしている。

 オンダリビア市はユネスコの創造都市ネットワークへの「食文化」での加盟を目指している。新潟市は今月発表された加盟都市には入れなかったものの、食に着目した活動を続けていることから視察した。

 訪れたのは、オンダリビア市アドバイザーのウルッチ・アリアガさん(41)とハビエル・ウロネスさん(45)。市内に2日間滞在し、老舗料亭「行形亭」(中央区)や宿泊型農業体験施設「アグリパーク」(南区)などを巡った。

 新潟漁協(中央区)では地元の漁師らと漁法や互いのまちの魚料理を紹介。漁港内を見学し、水揚げされたヒラメを見ながら、競りの仕組みなどを聞き取った。隣接する「ピアBandai」では、ノドグロなどの地魚や、魚の加工品に見入り、写真を撮るなどした。案内した同漁協の本間勉新潟支部長(54)は「漁師がヤナギガレイやナンバンエビなど季節ごとに捕れる魚を消費者にPRしている」と説明した。

 アリアガさんは「食を教育にも取り入れるなど、食への思い入れを強める取り組みで参考になった。今後も情報交換したい」と話した。

 一行はこの後、創造都市ネットワークに認定された山形県鶴岡市を視察した。

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