クロダケを使って拝殿のほこりを落とす神職=19日午前10時半、金沢市の尾山神社

クロダケを使って拝殿のほこりを落とす神職=19日午前10時半、金沢市の尾山神社

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1年の汚れ、すっきり 金沢市の尾山神社で清殿祭

北國新聞(2014年12月19日)

 金沢市の尾山神社で19日、年末恒例のすす払い神事「清殿祭(せいでんさい)」が営まれ、神職らが1年の感謝を込めながら、新年に向けて境内の汚れを清めた。

 宮谷等禰宜(ねぎ)が祝詞を奏上し、巫女(みこ)が「豊栄(とよさか)の舞」を奉納した。神職らは浄化作用があるとされる長さ約6~7メートルのクロダケを使い、拝殿の額や灯籠(とうろう)の裏にたまったほこりを払い落とした。22日は、境内のしめ縄を取り換える。

 19日の石川県内は移動性高気圧に覆われ、曇りとなった。寒気の影響が残り、正午までの最高気温は金沢6・3度、輪島3・3度など平年を3~6度下回った。

 金沢地方気象台は19日、白山市河内の気象観測所の運用を始めた。白山消防署の移転新築に伴い、署内にあった白山市吉野の観測所を移した。

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