ガイドブック発行に向けて話し合う児童と野村教諭(後列左)

ガイドブック発行に向けて話し合う児童と野村教諭(後列左)

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神通峡の魅力紹介する冊子作成へ 富山市の小学生

北日本新聞(2014年12月30日)

 富山市神通碧小学校(同市楡原・細入、舟杉克巳校長)の6年生が、地域の魅力を紹介するガイドブック作りに取り組んでいる。北陸新幹線で訪れる人たちに神通峡の歴史や特産、祭りを知ってもらいたいと、JR富山駅などでの配布を計画しており、来年3月の完成を目指す。

 神通碧小6年生11人は本年度、総合的な学習の時間で、併設する楡原中学校の1年生と共に「神通峡に生きるわたしたち」をテーマに地域を調査。夏休みにはラッキョウ、エゴマといった特産品、猪谷関所や重忠まつりなどについて生産や運営を担う住民に話を聞いてまとめた。

 6年生は、地元の良いところを地域外の人にも伝えようと、ガイドブック作りを発案。6人が中心となり、他の児童からアドバイスを受けながら製作している。

 ガイドブックはA5判16ページで、カラー写真付き。歴史や文化に加え、ラッキョウの天ぷらの作り方なども紹介。同校マスコットキャラクター「ミドりん」も表紙に登場する。富山駅に加え、高山線の笹津、楡原、猪谷各駅にも置く予定だ。

 西村麻菜さんは「内容を詳しく、分かりやすくした。たくさんの人に来てもらいたい」と話す。担任の野村理絵教諭は「最後まで自分たちの力で成し遂げ、自信を付けて中学校に進んでほしい」と期待している。

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