西日本最大級のゲレンデ、福井県勝山市のスキージャム勝山で12日、今シーズンの営業が始まった。初滑りを楽しむスキーヤーやスノーボーダーで、ゲレンデが活気付いた。
同スキー場は12月に入ってからの降雪で、19日に予定していたオープンを早めた。積雪は山頂付近で約170センチ、ゲレンデ下部で約60センチ。全3サイトのうち、ファンタジーサイトとバラエティーサイトの2サイトをオープンさせた。約5キロの滑走距離がある。イリュージョンサイトは20日のオープンを予定している。
天候に恵まれた初日は、スノーボーダーらがリフトが稼働する午前8時に合わせてゲレンデに向かい、思い思いのシュプールを描いた。毎年初日に訪れるという福井市の男性(69)は「いい感触だ」と満足そうだった。
奥越のスキー場のオープンは、福井和泉(大野市)が19日、雁が原(勝山市)が25日以降、九頭竜(大野市)は積雪の状況次第で未定となっている。