「県陶芸館だより」も載せた1~3月号のフリーペーパー「歩の歩の」=福井県越前町小曽原の県陶芸館

「県陶芸館だより」も載せた1~3月号のフリーペーパー「歩の歩の」=福井県越前町小曽原の県陶芸館

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越前陶芸村フリーペーパー好評 岡本太郎氏の催しなど網羅

福井新聞(2015年1月21日)

 福井県越前町小曽原の越前陶芸村の催しを網羅したフリーペーパー「歩(ほ)の歩(ぼ)の」が好評だ。昨年9月から2回発行し、ともに用意した約2千部がほぼなくなった。最新の1~3月号は2倍の4千部を発行。「県陶芸館だより」も"合併"し、より充実した内容になっている。

 「歩の歩の」は、村内の主要5施設でつくる「越前陶芸村ほのぼの会」が発行。A4判を半分に折ったもので、展示会や体験会をまとめたカレンダー、飲食店やギャラリーの季節のおすすめ情報、マップなどを分かりやすく掲載している。

 その日の見どころが一目で分かるため、初めて訪れる観光客だけでなくリピーターにも好評という。愛らしいデザインも人気を呼んでいる。「読みたい」と各地から問い合わせがあり、県内の観光案内所や図書館に送るようになった。

 県陶芸館だよりはこれまで年3~4回、A4判見開きで発行してきた。展示会情報や窯元の横顔などを記載し、窯元や関係者に送付していたが、「歩の歩の」が好評なことから、より大勢に見てもらうため合併を決めた。

 今後は年2回、「歩の歩の」にA4判の半分の大きさのA5判を足して発行する。最新号では昨秋の「岡本太郎のやきもの」展の開催報告や、岡本氏と同町の関係、出張陶芸体験イベントの告知などを載せた。

 同館から関係者らに送付することで「歩の歩の」も人目に触れやすくなるメリットもある。同会は「冬の陶芸村も風情があって格別。催しを確認して、ぜひ大勢の人に遊びに来てほしい」と呼びかけている。

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