長野県 北陸新幹線

誘客の「顔」に田中要次さん 県観光部、東京でCMやポスター

信濃毎日新聞(2015年1月21日)

 北陸新幹線(長野経由)金沢延伸や善光寺御開帳に向け、2月から3月下旬まで首都圏や北陸地方で展開する県の誘客宣伝に、木曽郡木曽町出身の俳優田中要次さん(51)が、「長野の顔」として起用された。県観光部が20日発表し、インパクトある誘客策を進めるという。

 田中さんが県内観光地の魅力をアピールするCMやポスターを作り、東京メトロやJR駅を中心に発信する。東京メトロでは2月2日から3月29日まで、車両内の液晶ディスプレーで3種のCMを流す。1本15秒で、県が昨年10月に東京・銀座に開いた県の情報発信拠点「銀座NAGANO」、北陸新幹線の飯山駅、春の信州観光を、それぞれ田中さんがPRする内容だ。

 東京駅では2月16日から22日まで、八重洲中央口の新幹線乗り換え口周辺に計38枚のポスターを張り、大型スクリーンでも県内の観光地を紹介するスライドショーを映す。新橋、渋谷、新宿、池袋の主要駅にも大型ポスターを掲示する。北陸地方では、JR金沢、富山両駅でポスターを張る。

 県観光部によると、県内出身の芸能人・著名人を核にした誘客プロモーションを県が展開するのは初めて。同部は「田中さんを起用した印象深い広告を通じ、多くの誘客につなげたい」としている。

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