竹の筒を組み合わせたブランコを取り付ける参加者ら

竹の筒を組み合わせたブランコを取り付ける参加者ら

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レッサーパンダにプレゼント 長野・茶臼山動物園で遊具手作り

信濃毎日新聞(2015年1月26日)

 長野市篠ノ井の市茶臼山動物園は25日、レッサーパンダ舎に設ける遊具を作る催しを開いた。市内外の15人が参加し、思い思いに遊具を仕上げて屋内運動場に置いた。

 レッサーパンダへの関心や愛着を深めてもらおうと冬に開いており、6回目。参加者は4班に分かれ、動物園が用意した麻袋やロープを使ってハンモックを作ったり、切った竹の筒を組み合わせてブランコにしたりし、もともとある木製の台や階段などに備え付けていった。

 同園ではレッサーパンダ17匹を飼育している。遊具作りの作業が終わった後、3匹を運動場に放すと、麻袋で作ったトンネルに入って顔を出すレッサーパンダも。

 飼育員の田嶋充さん(38)は「レッサーパンダは、子どものころは特に動きが活発で好奇心もある。普段見掛けない物があって今は驚いているが、次第に慣れると思う」と話していた。

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