石川県産の高級ブドウ「ルビーロマン」を使ったロゼワインを、青果会社のサカイダフルーツ(金沢市)と能登ワイン(穴水町)が完成させた。北陸新幹線の「かがやき」にちなんで「ルビーの輝き」と名付け、九谷焼に銀箔(ぎんぱく)細工を施したボトルに入れて出荷する。28日、予約の受け付けを開始し、開業1カ月前の2月14日に発売する。
原料のブドウのうち98・5%にルビーロマンが使われ、赤みを出すため、穴水産のヤマソーヴィニヨンを1・5%入れている。果実そのものの味を感じさせる甘みと香りが特徴となる。サカイダフルーツが企画し、2013年に能登ワインに醸造を依頼した。
1本5万4千円(税込み)で、容量は720ミリリットル。金沢市のめいてつ・エムザなどで2500本を限定販売する。