下伊那郡天龍村平岡鶯巣の「うぐす梅園」にある村特産の「竜峡小梅」がほころび始めた。昨年より10日ほど開花は早く、村は早ければ来週にも「開花宣言」を出す予定という。
天竜川沿いにあるうぐす梅園には、約80アールの土地に約80本の竜峡小梅が植わっている。村によると、26日に園全体で5輪ほど花が咲いているのを村職員が確認。その後は寒い日が続いているため、30日も全体で5輪程度だという。村は1枝に5輪以上の花が咲くと「開花宣言」を出すとしている。
昨年は2月の大雪で、梅の枝が折れるなどの被害もあった。担当する村振興課商工観光係の今井渓(けい)さん(28)は「2月15日に開催される梅花駅伝で多くの花を咲かせて、村に訪れた人を楽しませてほしい」と話している。