食の祭典「フードピア金沢2015」(北國新聞社特別協力)は1日、老舗料理店でトークと料理を堪能する「金澤老舗よもやま話」などを皮切りに開幕した。3日15日まで、金沢の三茶屋街の芸妓(げいこ)衆による舞の披露や各界の著名人による食談などが行われ、石川の食と文化の魅力を伝える。
初回の金澤老舗よもやま話は、片町2丁目の北間楼で30人が参加して開かれ、作曲家で歌手の乙田修三さんが音楽とともに歩んだ半生を語った。参加者はかぶらずしやごり汁などの郷土料理を味わい、話に花を咲かせた。次回は2日に彦三町のいしやで開催される。
市内30店舗で地物を使ったスペシャルメニューを提供する「フードピアおもてなし30店」や、香林坊せせらぎ通り、柿木畠、片町伝馬町、木倉町の4商店街の各店がサービスを行う「ふ~どいろいろ・まちなかめぐり」も始まった。