薄氷の諏訪湖を背に、今冬は御神渡りができない可能性が高いと話す八剣神社の宮坂宮司(左から2人目)=4日午前6時55分、諏訪市豊田

薄氷の諏訪湖を背に、今冬は御神渡りができない可能性が高いと話す八剣神社の宮坂宮司(左から2人目)=4日午前6時55分、諏訪市豊田

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諏訪湖御神渡り「厳しい」 八剣神社宮司が立春の朝見通し

信濃毎日新聞(2015年2月4日)

 立春の4日朝、諏訪の最低気温は氷点下8度まで冷え込んだが、諏訪湖は薄氷のままで、全面結氷には至らなかった。湖の氷がせり上がる「御神(おみ)渡り」を認定・記録する八剣神社(諏訪市小和田)の宮坂清宮司(64)は「非常に厳しい状態」と話し、今冬は2季連続で御神渡りが発生しない「明けの海」となる可能性が高まった。22日に同神社で開く「注進奉告(ちゅうしんほうこく)式」で最終的な報告をする。

 午前6時40分ごろ、宮司と大総代ら八剣神社関係者8人が、諏訪市豊田の舟渡橋から双眼鏡などで湖を観察。今月に入り、全面結氷の目安となる氷点下10度近くの冷え込みが4日続いたが、湖面では水鳥が泳ぐ姿が見られた。集まった人たちは「気象条件は非常に良かったのだが...」と残念そうに話していた。

 今冬は1日も全面結氷の日がなく、宮坂宮司は「もう立春。日に日に春めくような日差しになってきており、今冬の御神渡り出現は厳しい」と結んだ。毎朝続けてきた総代による監視についてもこの日で一区切りとし、5日以降は関係者が冷え込みの様子を見て、その都度観察する。

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