新商品「輝W7」を手にする醸造責任者の山本さん

新商品「輝W7」を手にする醸造責任者の山本さん

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優しい苦味の地ビール開発 利賀そば祭りで先行発売

北日本新聞(2015年2月6日)

 南砺市細野(城端)の地ビール醸造会社「城端麦酒」は新商品「輝W7(カガヤキ・ウィート・セブン)」を来週発売する。レギュラー商品の開発は5年ぶりで、北陸新幹線が開業する新時代にふさわしい地ビールにと、苦味の中に優しさがある個性豊かな味に仕上げた。地元・蓑谷地区出身の農業研究家、故稲塚権次郎さんが育種した小麦農林10号も原料に使った。6~8日の利賀そば祭り(北日本新聞社共催)で先行販売する。

 「輝W7」は醸造責任者の山本勝さん(37)が開発した。黄金色に輝き、アルコール度数は7度と高め。ホップを多めに使い、かんきつ類をかじった時のようなさわやかな苦味と香りを特長にした。

 小麦農林10号は世界の食糧危機を救うきっかけとなった品種で権次郎さんを顕彰するために今も地元で栽培し続けているものを、原料の麦芽の1割に使った。山本さんは「地元産の由緒ある品種を使い郷土色を強く出すことで、蓑谷地区のPRや活性化にもつなげていきたい」と話す。

 小規模醸造所が造る地ビールは最近、都会の若者を中心に人気で、城端麦酒も売り上げを伸ばしているという。山本さんは「高くてもこだわった物が選ばれる時代。今までのビールとは違う一杯を味わってみてほしい」と話す。

 県内取扱店で330ミリリットル入り瓶1本450円(税別)。問い合わせは城端麦酒、電話0763(62)2283。

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