旬の県産食材を使った料理を味わう出席者=オークスカナルパークホテル富山

旬の県産食材を使った料理を味わう出席者=オークスカナルパークホテル富山

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富山の料理・地酒どうぞ 食の王国フェスタ

北日本新聞(2015年2月8日)

 富山の味覚をPRする「越中とやま食の王国フェスタ2015~冬の陣」が7日、富山市内で始まった。初日はオークスカナルパークホテル富山(同市牛島町)で「越中料理と地酒を楽しむ会」があり、出席者が旬の食材を取り入れたオリジナル料理を味わった。8日まで。県や県農協中央会、北日本新聞社などでつくる実行委員会主催。

 越中料理と地酒を楽しむ会には、首都圏や中京圏からのツアー客を含めた205人が出席した。実行委会長の石井知事が「富山の食のおいしさを自分の舌で確かめてほしい」と述べ、森富山市長のメッセージを中村副市長が代読した。桝田隆一郎県酒造組合会長の発声で乾杯。楽しむ会には、実行委副会長の奥井健一県食品産業協会長、板倉北日本新聞社長らが出席した。

 メニューは、同ホテルの渡辺徹総料理長が考案した。ベニズワイガニと生ウニのサラダ、上市産里芋と白ネギのポタージュ、入善産コシヒカリとフォアグラソテーなどテーブルを彩る品々が出された。県内17酒蔵の地酒48銘柄が振る舞われたほか、同市新庄地区の常願太鼓保存会による演奏が繰り広げられた。

 同市総曲輪のグランドプラザでは「越中とやま冬の味覚市」が開かれ、新鮮な農産物や加工品などを販売する31ブースが並んだ。そば打ち体験もあり、親子連れが八尾地域産のそば粉を使って挑戦した。

 8日は、冬の味覚市が引き続きグランドプラザで行われる。食の王国フェスタは2007年から秋、冬の年2回開催している。

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