北陸新幹線開業日の指定席切符を予約する利用客=14日午前7時5分ごろ、JR福井駅

北陸新幹線開業日の指定席切符を予約する利用客=14日午前7時5分ごろ、JR福井駅

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福井駅でも一番列車切符求める列 北陸新幹線の指定席券発売

福井新聞(2015年2月14日)

 北陸新幹線金沢開業1カ月前となる14日、みどりの窓口がある福井県内のJR駅でも開業日の指定席券販売が始まった。目立った混雑はなかったが、駅によっては早朝から記念の一番列車の券を買い求める人たちが詰めかけた。切符を手に入れた人は「美しい景色などが今から楽しみ」と期待に胸を膨らませていた。

 JR福井駅では混雑を予想し、コンコースに予約専用の受付台を設置。午前2時前から並ぶ人もいて、11人が列をつくった。

 午前7時に整理券が配布され、申込書に3月14日分の第2希望までを記入。ほとんどの人が午前6時金沢発の一番列車「かがやき500号」か、福井駅から特急ダイナスターで乗り継ぎ可能な二番列車を希望していた。東京まで片道総額2万6970円の最上級グランクラスを希望する人も数人いた。

 福井駅では午前10時からの全国一斉発売の対応のため、五つの窓口のうち四つの窓口端末を充てて準備。発売直前には上司から発注係の職員に「ゼロコンマ何秒の差で決まるから」と声が飛ぶ場面もあった。窓口周辺には、整理券を受け取った人たちが手を合わせる姿も。午前10時の時報と同時に職員は一斉にタッチパネルを操作。次々と座席を確定させていった。

 この結果、予約受け付けした18件のうち、グランクラスを除く16件については第2希望を含めて座席を用意できたという。

 列の先頭で寒さに身震いしながら並び、切符を手にした福井市の会社員男性(42)は「どうしても一番列車の切符が欲しくて。妻と新しい車両を満喫したい」と、喜びもひとしおの様子。

 新幹線が大好きという同県鯖江市の片岡勇登(ゆたか)君(10)は「青色の新型車両はかっこいい。おばさんと一緒に東京のいとこの家に行く」と笑顔で話した。

 芦原温泉駅で唯一、一番列車の切符を手に入れた網田尚さん(44)=同県坂井市=は窓口に午前1時から並んだ。金沢と東京に宿泊するホテルは予約済みでキャリーケースを新調し「あとは切符だけ」の状態だったという。小学3年の娘の分と2枚を獲得し「感無量。立山連峰の景色を見るのが楽しみ」と話し、「鉄道博物館(さいたま市)やディズニーランドに行きたい」と声を弾ませた。

 JR福井駅などでは15日も3月15日分の切符が発売になり、午前7時から整理券を配布する予定。

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