福井県勝山市中心部で21、22の両日行われる「勝山左義長まつり」のPR隊6人が18日、福井新聞社を訪れた。同まつり実行委員会の木下孝雄副会長(67)は「見る人もパフォーマンスする人も楽しいまつり。12基のやぐらを全部巡ってほしい」と来場を呼び掛けた。
まつりは21日午後1時に、上袋田区の一番太鼓で幕開け。各地区が設けたやぐらでは両日とも夜まで、色鮮やかな長じゅばん姿の老若男女が「浮き太鼓」を披露する。やぐらごとにリズムが異なり、実行委メンバーは「ぜひ見比べて」と話している。
身近な生活用具を使ったえとなどの作り物は11地区に据えられ、時代を風刺した川柳や狂歌を書いた絵入りの行灯(あんどん)も通りに飾られる。
22日午後9時からは九頭竜河原の弁天緑地でフィナーレを飾るどんど焼きがあり、五穀豊穣(ほうじょう)などを願い、14基のご神体を燃やす。
勝山郵便局前の同実行委本部テントには、市観光ガイドボランティアクラブのメンバーが常駐。まつりの案内を聞くことができる。