勝山城博物館を背に勢いよく火柱が上がった勝山左義長まつりのどんど焼き=22日夜、勝山市の九頭竜川弁天緑地(多重処理)

勝山城博物館を背に勢いよく火柱が上がった勝山左義長まつりのどんど焼き=22日夜、勝山市の九頭竜川弁天緑地(多重処理)

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火柱高々、息災願う 勝山左義長どんど焼き

福井新聞(2015年2月23日)

 勝山左義長まつりのフィナーレを飾るどんど焼きが22日夜、福井県勝山市の九頭竜川弁天緑地で行われた。訪れた市民は、14基のご神体から高く燃え上がる炎に、ことし1年の健康などを祈った。

 まつり最終日は午後からあいにくの雨模様となったが、市街地に立った12基のやぐらでは、浮かれ打つ軽妙な"浮き太鼓"が繰り広げられ、見物人でにぎわった。2日間の入り込み数は約11万人(実行委発表)となった。

 夕方には、各区から松などで作られたご神体が九頭竜川の河原に運ばれた。14基が円形に設置され、しめ縄などの正月飾りが積み上げられた。

 午後9時ごろ、近くの神明神社で点火されたたいまつの火をご神体に一斉に点火。勢いよく燃え上がると、来場者は火柱に無病息災や家内安全などの願いを託した。竹ざおの先に付けた餅を炎で焼いて味わう人もいた。

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