4月16日にオープンする釜蓋遺跡ガイダンス施設=24日、上越市大和5

4月16日にオープンする釜蓋遺跡ガイダンス施設=24日、上越市大和5

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「釜蓋遺跡」施設4月16日オープン 地域の歴史で誘客 上越

新潟日報(2015年2月25日)


 上越市は、北陸新幹線上越妙高駅西側で発掘された釜蓋(かまぶた)遺跡を紹介するガイダンス施設と史跡公園を、4月16日にオープンする。来場者が体験を通して地域の歴史を学べる場にしたいとしている。


 施設は鉄筋コンクリート造りの平屋建てで、約750平方メートル。出土した土器や竪穴の建物の柱などを展示し、勾玉(まがたま)や土器が作れる体験学習室を設ける。昨年6月に着工し、2月中旬に建物が完成した。現在、展示の準備を進めており3月中旬に完了する。

 公園の面積は約4・6ヘクタール。あずまやや遊歩道、芝生広場などがある。公園は2015年度も一部整備する。施設と公園を合わせた整備費は約4億8千万円となる見込み。

 市教育委員会文化行政課は「積雪状況などを踏まえてオープンの日を決めた。上越妙高駅の前にあるので、多くの観光客から来てほしい」と期待している。
 釜蓋遺跡は、約1800年前の弥生時代終わりごろから古墳時代初めごろにかけての集落跡。08年に国史跡に指定された。

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