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福井県都デザイン戦略前倒し 北陸新幹線開業前倒し受け

福井新聞(2015年2月26日)

 県会は25日、本会議を再開し石橋壮一郎議員(公明党)ら4人が一般質問した。北陸新幹線金沢―敦賀の開業が3年前倒しされたことを受け、東村健治総合政策部長は、福井市中心市街地のまちづくりの指針となる「県都デザイン戦略」で敦賀開業に合わせ設定されていた中期目標年次も3年前倒しする考えを示した。

 敦賀開業は当初2026年春ごろとされていたが、県などの要望を受けて今年1月に政府、与党が23年春ごろに前倒しすることを決定。大森哲男議員(自民党県政会)が同戦略の目標年次も前倒しし「福井市や関係者との協議を進めるべき」と県の姿勢をただした。

 同戦略は50年を最終的な目標年次とした県都福井市の将来ビジョンで、県と同市が13年3月に策定した。福井城址(じょうし)公園を核にまちなかの歴史資源を生かし、足羽山や足羽川など自然との共生を目指すまちづくりを掲げている。福井国体開催の18年を短期目標年次、北陸新幹線敦賀開業をにらんで25年を中期目標年次とし、目標年次ごとに具体的な事業をまとめていた。

 東村部長は「敦賀開業の3年前倒しで中期に実施する事業についても前倒しして進めていきたい」と答弁。特に、福井の食文化を発信する拠点の形成に福井駅高架下を活用する事業については「えちぜん鉄道の高架と新幹線高架の柱の間隔を合わせ、一体的に利用できるように設計している」と説明。高架下の活用について市と協議を始めているとした。

 また福井城址公園や養浩館庭園、足羽川付近にある由利公正や横井小楠ゆかりの旧跡をめぐる回廊の整備など、まちなかの回遊性を高める事業の具体化に向けた市との検討も早めるとした。

 同戦略ではこのほか、中期目標年次の事業に▽漆や和紙といった伝統工芸の新福井駅舎内装などへの活用▽福井駅から伸びる放射状の公共交通幹線軸の充実▽超小型EVの利用環境整備―などを掲げている。 

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