福井県小浜市の神宮寺の伝統神事「お水送り」が2日に行われるのを前に、香水を川に注ぐ舞台となる「鵜(う)の瀬」の名を冠した日本酒が、地元の酒店で販売されている。
名水をアピールし、地域活性化につなげようと同市遠敷地区ふるさとづくり推進会が2010年から企画。同市木崎の酒造会社「わかさ冨士」が製造した。辛口ながら生酒特有のフルーティーな味と香りが特徴という。
720ミリリットル、千円。200本限定。遠敷地区のひらい酒店、井崎酒店で販売。2日は午後から、同市神宮寺の森林の水PR館でも販売する。
同会では「観光客ら多くの人に味わってもらい、小浜の酒のおいしさを知ってほしい」と話している。