一般公開された特急「しらゆき」=2日、JR新潟駅

一般公開された特急「しらゆき」=2日、JR新潟駅

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特急「しらゆき」新潟県内3駅で公開 新潟からアクセス快適

新潟日報(2015年3月3日)

 JR東日本新潟支社は2日、新潟、長岡、直江津の各駅で、3月14日の北陸新幹線開業に伴い新設する特急「しらゆき」を一般公開した。しらゆきは新潟駅から信越線を経由して上越妙高駅(上越市)で北陸新幹線に接続する特急で、見学した人々は「早く新幹線と乗り継いでみたい」と胸を弾ませていた。

 しらゆきの外観は白をベースに日本海や空の紺色、夕日を表す朱色のラインが入っている。北陸新幹線の普通座席に似たえんじ色のシートを採用。新潟支社は「乗り継ぎを意識して、車内を同じイメージにした」と説明した。

 新潟駅での展示会に訪れた新潟市中央区の会社員、斎藤朋子さん(36)は「見た目が爽やかで景色に映えそう。上越妙高で新幹線に乗り継ぎ、金沢に行きたい」と笑顔で語った。2日は報道向けの試乗会もあった。

 しらゆきは新潟-上越妙高間を1日3往復、新潟-新井(妙高市)間を2往復する。しらゆきと北陸新幹線を乗り継ぐと、新潟-金沢間の所要時間は約3時間10分と、現行の特急「北越」より約30分短縮される。

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