14日の北陸新幹線開業に合わせ、金沢駅で県無形民俗文化財「七尾まだら」を披露する七尾まだら保存会など4団体は3日、七尾市徳田公民館で練習会を開き、観光客を迎える準備を整えた。
保存会をはじめ、七尾まだら伝承会、七尾まだら愛好会、民謡扇の会の約100人が参加し、ステージ上での所作や振り付けなどを確認した。
14日はコンコースにステージが設置され、4団体が交代で踊りを披露するほか、100人を超える勇壮な大合唱で利用者を迎える。金沢芸妓(げいこ)の舞や御陣乗(ごじんじょ)太鼓、山中節なども記念の日を彩る。
保存会の長憲二会長が「もてなしの気持ちと優しい表情でお迎えしましょう」と呼び掛けた。練習会は6日も開かれる。