佐久市観光協会は9日、同協会のホームページ(HP)を新装する。見た人が情報を探しやすいようにとトップページのレイアウトを簡素にしたほか、動画や写真をより多く使った内容に変える。10年前に開設したが、近年は協会員らから「見にくい」との声が出ており、14日の北陸新幹線(長野経由)金沢延伸にも合わせて見直した。
現在のHPは、トップページにたくさんの項目が並んでいるが、新しいレイアウトでは「イベント情報」「美味(うま)いもの」「温泉・宿泊」などの6テーマに絞った。そこから詳しい情報につながるようにする。市内で多くの観光客を集める「佐久バルーンフェスティバル」と「ぴんころ地蔵」については、6テーマとは別に紹介コーナーを設ける。
星空、旧中山道などの観光資源を生かした旅行プランの提案コーナーも設置。海外誘客にもつなげようと、HP内の説明文を各種言語に翻訳できるソフトも搭載した。市観光協会事務局の市観光交流推進課は「HPを通じて、より多くの人に市内の観光資源を知ってもらうきっかけにしたい」としている。