"新幹線時代"の幕開けに出発進行! 北陸新幹線開業が目前に迫った5日、JR西日本金沢支社で県内3駅などの新駅長の戴帽式があった。専用の帽子を手にした駅長たちは「安全を第一に、おもてなしの心を持ってお客さまを迎えたい」などと決意を語った。
出席したのは新幹線の富山、新高岡、黒部宇奈月温泉、糸魚川と、在来線の敦賀の各駅長。野中雅志JR西金沢支社長から14日付の辞令に加え、手袋と、赤地に金のライン2本が入った駅長の帽子を受け取った。富山駅長の沢谷英毅さんが「自らが先頭に立ち、万全の態勢で開業を迎えます」と誓った。
黒部宇奈月温泉駅長の村井務さん(黒部市出身)は現在JR黒部駅長を務めており、「新駅の工事を間近で眺めてきた。地域の皆さんと手を取り合いたい」と気を引き締めた。新高岡駅長の辰巳克彦さんは「地元の熱い思いを感じている。たくさんのお客さんに利用してもらえると期待している」と語った。