動物園内の歩道を歩くペンギンを眺める子ども

動物園内の歩道を歩くペンギンを眺める子ども

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お散歩ペンギンに笑顔 小諸市動物園の触れ合いイベント

信濃毎日新聞(2015年3月10日)

 小諸市の懐古園内にある市動物園で、フンボルトペンギン9羽の「お散歩」が、来園者に人気だ。来園者がペンギンに餌をあげることもでき、触れ合いを楽しめる。

 同園によると、歩くことはペンギンの足の病気予防になる。来園者に近くで観察してもらおうとも考え、約2年前に「お散歩」を計画。昨年1月、飼育員が餌でおびき出す「練習」を本格的に始めた。当初はちょっとした物音に驚き、一斉に飼育舎に逃げ帰っており、飼育舎から2メートル離れるのがやっと。練習を重ね、慣れたことから、今年1月上旬、「もぐもぐタイム&ぺたぺたタイム」と銘打ったイベントを始めた。

 8日は開始時刻の午後3時15分ごろに合わせ、親子連れら10人余が飼育舎前に集まった。飼育員が手にした餌の小魚を追って、ペンギンたちは飼育舎の扉から22メートルの新記録を達成。子どもたちは左右に体を揺らして歩く様子を「かわいい」と眺め、小魚をあげた。

 動物園は今月中旬までは水曜休園。以後は、11月末まで無休。問い合わせは懐古園事務所(電話0267・22・0296)へ。

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