国府小児童が考案した「なおえつ五智惣弁当」=上越市五智4

国府小児童が考案した「なおえつ五智惣弁当」=上越市五智4

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トキめき鉄道開業記念 「なおえつ」弁当販売へ 国府小児童が考案

新潟日報(2015年3月12日)


 上越市の国府小6年生が、地域ならではの食材を生かした「なおえつ五智惣(ごちそう)弁当」を企画した。14、15日に直江津駅で開かれる「えちごトキめき鉄道」開業イベントで販売し、来訪者に地元の食文化をPRする。

 弁当は上越地域で多く水揚げされるメギスのフライや、郷土料理のするめの天ぷら、上越野菜「ナマスカボチャ」のサラダなど、おかず6品を詰め合わせた。名称は小学校のある五智地区と「ごちそう」をかけている。
 
 地元の総菜店が弁当を作り、開業イベントの2日間で計300個を販売する予定。

 同小6年の60人は2014年度、総合学習として、ふるさとの地域資源を生かした活性化案を考えた。このうち10人余りが地元のまちづくり会社「LLCまちみらい直江津」にメニューを提案し、アドバイスを受けながら弁当を考案した。
 
 同社によると、メギスフライは児童からの提案を生かし、中身に辛み調味料「かんずり」とチーズ、大葉を使う。同社の保坂清美さん(51)は「大人にはない感性が生きた一品になった」と評価する。
 
 9日は、保坂さんらが完成品を同小に持参すると、児童は歓声を上げて喜んだ。野口綾乃さん(12)は「華やかな弁当になった」とにっこり。八木愛友実さん(12)は「上越市外の人から持ち帰ってもらい、直江津の食べ物を広めてほしい」と話した。
 
 弁当箱を包む紙も児童がデザインし、地元にちなんだ上杉謙信、安寿と厨子王の2種類がある。価格は千円(税込み)。

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