大勢の住民に見送られるトワイライトエクスプレスの大阪発最終列車=12日午後2時10分ごろ、福井県南越前町今庄

大勢の住民に見送られるトワイライトエクスプレスの大阪発最終列車=12日午後2時10分ごろ、福井県南越前町今庄

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惜別トワイライトエクスプレス 福井でも鉄道ファンら見送る

福井新聞(2015年3月13日)

 引退が決まったJRの豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」(大阪―札幌)の大阪発最終列車が12日、福井県を通過した。思い出や憧れが詰まった名物列車の"ラストラン"を大勢の鉄道ファンらが見守った。

 午前11時50分に大阪駅を出発したトワイライトは、午後2時すぎに今庄駅付近を通り抜けた。線路脇には園児からお年寄りまで100人以上が集まり、深緑の車体の色に合わせて手作りした旗を振り、最後の雄姿を見送った。

 卒業式を終えて駆け付けた今庄中3年の細川生羽(せいは)君(15)は「トワイライトのきれいな色が好きで、学校からよく眺めていた。ずっと今庄を通ってくれていたのに」と寂しそうに話した。

 約200人が押し寄せた福井駅のホームには午後2時40分ごろに到着。1分間の停車後、警笛を鳴らして走り出すと、あちこちから「ありがとう」「さようなら」の声が上がった。

 福井市の女性(79)は「夫と個室を利用して旅に出た思い出がある。食事もサービスも満点だった」と振り返った。日没後などの薄明かりを指す「トワイライト」の名の通り、車窓から望む日本海の夕日が印象的だったという。

 JR西日本によると、トワイライトは1989年にデビュー。大阪―札幌の約1500キロを22~23時間かけ走り、四半世紀での総走行距離は約1900万キロ、およそ地球470周分に及ぶ。これまでの乗客は延べ約116万人。

 上り最終列車も12日午後に札幌駅を出発、13日に本県を通過する予定。

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