上平地域の住民が手作りした行灯を手に、ライトアップされた合掌造り集落を歩く南砺里山倶楽部の一行=南砺市菅沼

上平地域の住民が手作りした行灯を手に、ライトアップされた合掌造り集落を歩く南砺里山倶楽部の一行=南砺市菅沼

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菅沼合掌造りライトアップ

北日本新聞(2015年3月15日)

 南砺市上平地域の世界文化遺産・菅沼合掌造り集落が14日、ライトアップされ、首都圏から北陸新幹線とJR城端線を乗り継いで訪れた「南砺里山倶楽部」の南砺市ファンら30人が、山里の幻想的な風情を満喫した。

 夕方に到着した一行は、手作りの行灯(あんどん)を受け取った。本体に五箇山和紙を貼り、持ち手に和紙の原料となるコウゾの枝を使うなど趣向を凝らした一品。地元有志がこの日のために用意したことが説明されると、歓声が上がった。

 日暮れとともに家屋が照らされる中、一行は行灯を持ち、道端に約150センチの積雪がある集落内を散策した。家屋の背景には、雪で彩られた山並みがうっすらと浮かび上がった。

 千葉県白井市から初めて富山を訪れた大野安昭さん(69)は「もてなしの心と、高い技術で造られた伝統家屋から、『古き良き日本』を感じた」と感動した様子。東京都中央区、会社員、荒川小百合さん(28)も「雪景色がきれいで幻想的。別の季節に、また来たい」と話していた。

 日中は、石垣や石畳の道がある城端地域中心部を散策。城端曳山(ひきやま)会館で、城端蒔絵(まきえ)の16代目、小原好喬(よしとも)さん(35)の説明を受け、洗練された町人文化に理解を深めた。

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