飯山駅からスノーシューのトレッキングツアーに向かう観光客ら

飯山駅からスノーシューのトレッキングツアーに向かう観光客ら

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飯山駅拠点に北信濃巡ろう 新幹線延伸開業で誘客活発化

信濃毎日新聞(2015年3月16日)

 北陸新幹線(長野経由)の金沢延伸後、最初の日曜日となった15日、県内で唯一新たに開業した飯山駅(飯山市)に、多くの観光客らが降り立った。スノーシュー(西洋かんじき)でトレッキング(山歩き)する同市での日帰りツアーに参加したり、新たに運行が始まったバスで周辺のスキー場へ向かったり。観光関係者は、これまで比較的少なかった北陸地方からの入り込み増に期待を寄せている。

 15日午前8時半、飯山駅構内にある自然体験の拠点「信越自然郷アクティビティセンター」に、県内や東京、神奈川などから20〜60代の男女16人が集まった。飯山市照岡の自然体験施設「なべくら高原・森の家」が駅開業を記念し、スノーシューのトレッキングツアーを企画。積雪約4メートルのブナ林などを約5キロ歩いたり、そりで滑ったりした。

 森の家をしばしば訪れる東京都国分寺市の公務員宇田川朋子さん(46)は、大宮(埼玉県)から新幹線の最上級座席グランクラスで来た。「車で雪道を運転するより楽。トレッキングで山々の景色が楽しめた」と話した。ツアーは21日も行うが、既に定員に達した。森の家スタッフの片平享伸(たかのぶ)さん(41)は「初参加の人が多かった」と喜ぶ。5月にはカヌーで千曲川を下る日帰りの「カヌーツーリング」を計画している。

 飯山駅まで新幹線で来て、下高井郡野沢温泉村に向かうバス「野沢温泉ライナー」に乗り込む外国人スキー客らの姿も目立った。同村の野沢温泉スキー場の運営会社「野沢温泉」は、飯山駅開業に向けスキーシーズン前に3回、北陸地方へ誘客キャンペーンに出向いた。営業課の高沢公治さん(40)は、新幹線効果はまだ見えないが「若い人や海外のスキー客増加を期待したい」とする。

 飯山市の斑尾高原スキー場を経営する関均社長(58)は、オーストラリアで誘客活動に力を入れる。北陸新幹線の延伸開業もアピールしてきた。「外国人は電車を使うことが多く、延伸を歓迎していた」と話す。飯山駅開業に合わせ、スキー場までのシャトルバス運行を始めた。

 まだバスの運行が知られていないため、利用が少ない路線もある。斑尾高原や下高井郡山ノ内町の志賀高原などに向かう急行バス3路線を開設した長電バス(長野市)飯山営業所は「今後PRに力を入れたい」としている。

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