富山市の街並みを夜間ライトアップして景観を楽しむ「アメイジングナイト-はじまりのひかり-」が21日から29日まで、市内電車環状線(セントラム)沿線で開かれる。
「まちづくりとやま」などでつくる環状線沿線夜間景観ライトアップ実行委員会が2013年度から実施。本年度は日程を27~29日に同市で開くエンジン01(ゼロワン)文化戦略会議オープンカレッジに合わせた。
21日午後6時半からJR富山駅の南北自由通路でオープニングがあり、フロア・シャンデリアを舞台に音楽ライブやパフォーマンスを行う。会期中、北日本新聞社や北酸ビル、タワー111などの沿線企業やTOYAMAキラリなどの公共施設、松川べりがライトアップされる。
28、29の両日夜は市街地を「光のテーマパーク」に見立て、セントラムで巡る「ナイトライド」を実施。参加者は、ライトアップされた街並みや、グランドプラザでの富山ガラス造形研究所のガラス作品、富山大工学部生によるアート作品などを見て回る。
両日とも、富山シティエフエムが特別プログラムを放送し、富山城で行う「プロジェクションライティング」や、セントラム車両自体を発光させる「ライトラム」などの照明を番組内の音楽に連動して光らせる初の試み「レディオ・ビートラム」を展開する。