飯田市南信濃の遠山川

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カジカ漁30年ぶり解禁 飯田の遠山漁協、釣りざおに限り5月から

信濃毎日新聞(2015年3月19日)

 飯田市南信濃の遠山漁業協同組合は5月、管内(飯田市南信濃・上村)の河川でカジカ漁を約30年ぶりに解禁する。カジカの生息数の激減で自粛を続けてきたが、近年は生息数が上向いてきたことから、解禁して状況を把握する考えだ。

 同組合によると、解禁の期間は5月16日から来年2月末まで。管内の遠山川や上村川とその支流で、釣りざおを使ってカジカを釣ることに限って解禁する予定としている。

 カジカは体長10センチ余りの魚。同組合によると、飯田市南信濃・上村では40年ほど前まで多くの人が食用に捕るなどして、数が激減した。同漁協は30年ほど前から漁を自粛し、稚魚を放流したり、人工産卵床を設けたりして生息数の回復を目指してきた。

 こうした取り組みの結果、ここ数年は生息数が多くなった。県による遠山川の河川整備工事で川の一部の水をせき止めた際には、立ち会った同漁協組合員が多くのカジカを確認。昨年11月の工事の際には200匹に上ったという。

 生息数の回復を受けて、同組合はカジカ漁解禁の可否について検討。組合員から「カジカを使った特産品作りがしたい」などの声もあり、2月中旬の理事者会で正式に解禁を決めた。

 ただ、川底にいることが多いカジカはもりなどで捕るのが一般的で、どれほど釣れるかは未知数という。組合長の佐藤光弘さん(70)=飯田市南信濃=は「まずは釣りから始めて、様子を見て県の許可が必要なもりなどを使った漁の解禁も検討したい」と話している。

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