釜蓋遺跡などの出土品が並ぶガイダンス施設の展示室=18日、上越市大和5

釜蓋遺跡などの出土品が並ぶガイダンス施設の展示室=18日、上越市大和5

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改札抜けたら古代の風 上越・釜蓋遺跡ガイダンス施設 報道機関に公開

新潟日報(2015年3月19日)

 上越市は18日、同市大和5の北陸新幹線上越妙高駅西口前に整備した釜蓋(かまぶた)遺跡を紹介するガイダンス施設を報道機関に公開した。土器や竪穴建物の柱など出土品の展示室や、勾玉(まがたま)作りができる体験学習室があり、地域の歴史に親しめる施設になっている。4月16日にオープンする。

 施設は同遺跡の隣接地にあり、鉄筋コンクリート造り平屋建てで約750平方メートル。市が文化庁の補助金を受け約3億6千万円かけて建てた。

 約140平方メートルの展示室には、炭化した米粒や、腐らずに良好な状態で出土した木製品など約180点を展示。集落を囲む濠(ほり)の断面の土(縦約2メートル、横約7メートル)を取った展示も目を引く。同遺跡に近い吹上遺跡のヒスイ製勾玉や管玉(くだたま)なども飾られている。

 釜蓋遺跡は約1800年前の弥生時代終わりごろから古墳時代初めごろにかけての集落跡。2008年に国の史跡に指定された。

 遺跡は公園として整備され、現在も続く発掘調査の様子を見学できる。公園は全体で約5・3ヘクタールあり、ガイダンス施設と同日オープンする。

 上越市教育委員会文化行政課は「新幹線駅前に遺跡があるのは全国でも珍しい。地元の小中学生をはじめ、考古学を志す首都圏の学生らにも利用してもらいたい」としている。

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