「極みと新潟和食」の提供に向け、新潟の一品料理を学んだ=18日、新潟市中央区

「極みと新潟和食」の提供に向け、新潟の一品料理を学んだ=18日、新潟市中央区

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地元の味覚極めて誘客 4月発売、郷土料理 県すし組合が勉強会 新潟

新潟日報(2015年3月19日)


 県すし商生活衛生同業組合は18日、すしと郷土料理を組み合わせた「極みと新潟和食」の4月1日発売に向けた勉強会を新潟市中央区のクロスパルにいがたで開いた。同組合の加盟店から約20人が参加し、地物を生かしたふるさとの味を学んだ。

 「極みと新潟和食」は、ノドグロやウニなど高級食材を使った握り10貫の「極み」に加え、焼き魚やのっぺなど4品以上の郷土料理「新潟和食」を各店が提供する。北陸新幹線開業や2020年の東京五輪に向け、観光客らに本県の食の魅力を発信しようと同組合が企画した。

 勉強会では、八木正平常務理事らが講師となり、ナンバンエビのしんじょうや茶わん蒸しなど一品料理の調理実習を行った。参加者はグループに分かれ、「形を整えるようにしっかり巻いた方がいい」などとアドバイスし合いながら料理を完成させた。鮨・割烹丸伊の川上智弘さん(39)は「すし屋でも新潟の魅力を生かした一品料理を提供し、お客さんに喜んでもらいたい」と話した。

 「極みと新潟和食」は新潟、長岡、上越など8市の33店舗で、税込み6480円で提供予定。

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