飯山市や周辺市町村の土産品が並ぶ観光案内所

飯山市や周辺市町村の土産品が並ぶ観光案内所

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飯山らしい土産ずらり 新幹線駅併設の観光案内所

信濃毎日新聞(2015年3月24日)

 北陸新幹線(長野経由)飯山駅に飯山市が併設した駅観光交流センター内の観光案内所で、市内外の土産品が販売されている。駅開業に合わせた新商品もあり、センターを運営する信州いいやま観光局は「飯山の思い出を持ち帰ってほしい」としている。

 観光案内所は1階にあり、115平方メートル。駅周辺の9市町村を指す広域観光圏「信越自然郷」の伝統工芸品やポストカードなど約200種類の土産品、新幹線沿線のパンフレットなどを置いている。わら細工のストラップや日本酒を飲む枡(ます)に取っ手を付けた「枡カップ」といった市内の商品のほか、中野市の土びなや、野沢温泉村のアケビつる細工などが並んでいる。

 同観光局は駅の開業に合わせ、山や川、菜の花などの飯山市の自然をデザインしたトートバッグ(税込み1200円)を発売。「飯山の里山の空気が伝わる商品」とPRする。

 同市の有限責任事業組合「うさぎ追いしふるさと本舗」は、市の郷土料理笹ずしと、地蔵の絵が描かれた2種類のマスキングテープ(同432円)を開発。地蔵は、2011年の県北部地震で被害が大きかった栄村側に向きを変えた同市西大滝の6体の地蔵をイメージした。

 昨年秋、現地調査で市を訪れた文化学園大学(東京)の学生が地域の魅力を発信する商品として提案した。同組合は今後も数種類のテープを発売する計画で、理事長の藤巻博文さん(64)は「飯山にしかないものを考えていきたい」と話していた。

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