ぷち旅ガイドブック

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「駅女子」のお勧めコース紹介 あいの風鉄道が案内本

北日本新聞(2015年3月25日)

 第三セクター「あいの風とやま鉄道」(市井正之社長)は、開業をきっかけに県内外の人に鉄道を利用してもらおうと「ぷち旅ガイドブック」を作成した。沿線在住者など各駅ゆかりの"駅女子"が、女性ならではの視点で沿線の魅力やお勧めコースを紹介している。

 ガイドブックには「メルヘンと寺社が同居する、歴史深いまち探訪」(石動駅)、「『何もない』が、一番の魅力」(東滑川駅)、「ヒスイ海岸で癒やされて、タラ汁でほっこり♪」(越中宮崎駅)など各駅ごとのキャッチフレーズを載せ、駅周辺のカフェやパン屋、神社、美術館、工房といったお勧めポイントや駅舎の特徴を紹介している。

 ぷち旅を楽しむポイントとして、なじみのない駅で降りてみる▽電車の移動で旅情を味わう▽新鮮な気持ちで見直してみる-などを挙げ、沿線巡りを呼び掛けている。

 JR線や富山地方鉄道、バスを乗り継ぐ「ちょっと遠出コース」や、沿線の季節ごとのイベント、花の名所も紹介。同社は「ガイドブックを参考に各駅を降りて、自分ならではの『ぷち旅』を楽しんでほしい」と話している。A5判64ページ。1万6千部を作成し、無人駅の東滑川、西入善、越中宮崎の3駅を除く県内16駅に並べるほか、沿線市町の観光協会に配布する。

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