上田合戦の映像を投影したジオラマ

上田合戦の映像を投影したジオラマ

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「上田合戦」の新展示が登場 真田太平記館で企画展

信濃毎日新聞(2015年3月29日)

 上田市中央3の池波正太郎真田太平記館で28日、企画展「第一次上田合戦~真田と徳川の攻防」が始まった。戦国時代に地元ゆかりの戦国武将真田氏が2度にわたり徳川の大軍を退けた「上田合戦」について、ジオラマに映像を投影して解説する新たな展示物も製作。企画展初日に合わせて披露した。

 展示物は、映像を投影する「プロジェクションマッピング」の技術を利用。タッチパネルで第一次、二次上田合戦(1585、1600年)のいずれかを選択すると、上田市の地形をかたどった1・5メートル四方のジオラマに、天井部に設置したプロジェクターから真田軍、徳川軍それぞれの陣の配置や動きが投影される。

 事業費は約1千万円。上田城など上田合戦ゆかりの13カ所の解説映像も見られる。同館で開いたオープニングセレモニーで、母袋創一市長は「上田と真田氏の関わりや上田合戦の様子を知ってほしい」と述べた。

 企画展は5月24日まで。入館料は一般300円、高校・大学生200円、小中学生100円(市内の高校生以下は無料)。

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