鮮やかな光を放ちながら走る「ライトラム」。大勢の通行人が見入っていた=JR富山駅前

鮮やかな光を放ちながら走る「ライトラム」。大勢の通行人が見入っていた=JR富山駅前

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街なかに光と音楽  富山でレディオ・ビートラム

北日本新聞(2015年3月29日)

 21日から富山市内電車環状線沿線で開かれているライトアップ事業「アメイジングナイトーはじまりのひかり-」で28日、富山シティエフエムの番組と照明が連動する「レディオ・ビートラム」が行われ、街なかが音楽に合わせて光り輝いた。29日まで。

 アメイジングナイトは、「まちづくりとやま」などでつくる環状線沿線夜間景観ライトアップ実行委員会(中村純委員長)が2013年度から実施。今回は、富山市民プラザや松川べり、総曲輪通りなどをライトアップした。

 「レディオ・ビートラム」では、富山シティエフエムが特別番組を放送。富山城のプロジェクション・ライティングとグランドプラザのライトアップ、セントラム車内に照明を積み込んだ「ライトラム」を、番組内の音楽に連動させて光らせた。家族連れらは写真を撮るなどして楽しんでいた。家族4人で訪れた黒部市堀高の会社員、曽田巡(めぐる)さん(44)は「ライトラムはきれいに光っていてインパクトがあった。城にイラストが映るのも面白い」と笑顔を見せた。

 松川べりでは、富山大工学部生が開発した「LEDバルーン」を並べた。色とりどりの光が川面を幻想的に照らし、訪れた人はじっくりと見入っていた。

 29日は、レディオ・ビートラムやLEDバルーンの点灯のほか、大手モールに園児が作った行灯(あんどん)を並べるなど多彩なイベントを行う。

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