高山村の信州高山温泉郷観光協会などでつくる実行委員会は、１８日〜５月６日に信州高山桜まつりを村内で開く。期間中、同村の五大桜と呼ばれる「水中のしだれ桜」などを巡る桜めぐりトレッキングを開催。各地で地元農産物の直売なども開かれる。

　１８、２６日に開く「高山村の五大桜」は、上杉謙信が行軍したという古道や水中のしだれ桜を巡る「謙信道コース」（１３キロ）、坪井と中塩のしだれ桜を観賞する「坪井、中塩コース」（８キロ）、黒部のエドヒガン桜を加えた「黒部、坪井、中塩コース」（１１キロ）の３コース。５月６日の「松川渓谷オオヤマ桜」は、松川渓谷に生えるオオヤマザクラを見ながら５キロ歩く。

　期間中、五大桜にスタンプを置き、３カ所以上押すと村内の商店で割り引きなどが受けられる「桜めぐりスタンプラリー」も開く。昨年、村内の桜は４月下旬にかけて見頃を迎え、信州高山温泉郷観光協会は「それぞれ特徴のある高山村の五大桜を巡ってほしい」と参加を呼び掛けている。

　トレッキングツアーの問い合わせは同協会（電話０２６・２４２・１１２２）へ。