福井県小浜市川崎2丁目の「七輪(しちりん)焼き広場」がオープンして初めての週末の4日、大勢の観光客らが訪れ新鮮な海の幸の炭火焼きを楽しんだ。辺りは食欲をかき立てる香ばしい香りに包まれていた。
同広場は市がお魚センター駐車場の一角に整備し、2日にオープンした。ログハウス風の建物内で、木製のテーブルと七輪が利用でき、同センター内で購入した魚をその場で焼いて味わえる。
4日は市内外から家族連れや観光客らが訪れ、小浜名物のサバやアジのしょうゆ干しや、ハタハタなどを七輪で焼いて堪能。香ばしいにおいを放ちあめ色に焼き上がった地魚をおいしそうに味わっていた。
大津市から夫婦で訪れた浦川正子さん(64)は「魚がぷりぷりで新鮮。家では食べられない味でとってもおいしかった」と満足そうだった。
広場の利用時間は午前8時~午後2時。水曜日は定休。料金は大人300円、小学生以下100円。