黒部市の日本画家・清河さんが手掛けた善巧寺の天井画

黒部市の日本画家・清河さんが手掛けた善巧寺の天井画

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天井画堪能して 宇奈月・善巧寺と全龍寺

北日本新聞(2015年4月8日)

 鮮やかな天井画を多くの人たちに見てもらおうと、黒部市宇奈月町浦山の善巧寺と同下立の全龍寺は8日から「春の観覧期間」を設ける。日頃から依頼があれば公開しているが、今回は観光シーズンに合わせて両寺が初の合同企画としてPR。平成と江戸時代の味わい深い天井画を堪能できる。29日まで。

 両寺とも歴史は古く、善巧寺は児童劇団「雪ん子劇団」を運営していた寺、全龍寺は珍しい2階建ての鐘楼堂がある寺として地元で知られている。いずれも宇奈月温泉に続く地鉄沿線にあり、市内外の人たちに足を運んでもらい、にぎわいづくりに役立てる。

 善巧寺の天井画は2012年の本堂修復に合わせ、同市宇奈月町浦山の日本画家・清河恵美さんが描いた。55センチ四方の板48枚を組み合わせ、中央の円に澄んだ空と立山連峰のパノラマ、その周囲に鳳凰(ほうおう)や花などが描かれている。

 全龍寺の天井画は江戸時代に描かれたとされるが、作者は不明。2005年、開山堂の天蓋(てんがい)を外したところ、約30センチ四方の板を使って三十六歌仙を描いた天井画が見つかった。隠れていたためか、鮮やかな色彩を保っている。

 善巧寺の雪山俊隆住職は「多くの人に寺に親しんでもらえる機会にしたい」、全龍寺の館定道住職は「地域のにぎわいに貢献できればありがたい」と話している。

 開館時間は午後1~4時、申し込みや問い合わせは善巧寺が電話0765(65)0055、全龍寺が電話0765(65)0143。

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