酒をついでもらい、違いを味わう参加者たち=11日午後、松本市中央1の花時計公園

酒をついでもらい、違いを味わう参加者たち=11日午後、松本市中央1の花時計公園

長野県 松本・上高地・美ヶ原

松本で地酒「呑み歩き」イベント おちょこ手に、違い味わう

信濃毎日新聞(2015年4月12日)

 松本酒造協会(事務所・松本市)は11日、「信州松本おらが酒呑(の)み歩き」を松本市中心部の花時計公園と松本城大手門枡形(ますがた)跡広場で開いた。協会に加盟する酒造会社11社が日本酒やリキュール計72種類を用意。県内外から訪れた約1500人がブースを渡り歩き、飲み比べを楽しんだ。

 午後1時に鏡開きをしてスタート。客たちはおちょこを手に行列をつくり、純米酒や本醸造酒などさまざまな酒をついでもらって味わった。友人と訪れた信州大経済学部3年高島希望(のぞみ)さん(20)=松本市=は「アルコール臭くなく飲みやすい。たくさんの味を知って帰りたい」。会社員高野祐二さん(54)=同市=は毎回訪れているといい、「いろんな蔵元があって楽しい」と満喫していた。

 地酒のPRを目的に2009年に始まり6回目。若い女性を含め年々来場者が増えているという。協会の山崎琢之進理事長(57)=東筑摩郡筑北村=は「日本酒への関心が高まっている。襟を正して造っていきたい」と話した。

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