富山湾鮨に笑顔を見せる来店客=富山市内のすし店

富山湾鮨に笑顔を見せる来店客=富山市内のすし店

富山県 北陸新幹線 グルメ 麺類

富山の味人気上々 客2~3割増も

北日本新聞(2015年4月14日)

 北陸新幹線の開業効果が県内飲食店にも波及している。「富山湾鮨(ずし)」や「ブラックラーメン」といった"富山の味覚"の人気は根強く、3月中は客が2~3割増えた店もあった。ただ、4月に入って盛り上がりは一段落。客足の予測が難しいゴールデンウイーク後に向け、各店はリピーター獲得に力を入れる。

 県鮨商生活衛生同業組合と県が2011年からキャンペーンを始めた富山湾鮨は、観光ガイドブックで特集されるなどブランド化が進む。富山湾氷見前寿司粋(いき)鮨(ずし)富山第一ホテル店(富山市桜木町)は開業後から3月末まで、県外客が2割増えた。石川真隆店長は「観光客は海鮮を楽しみに富山を訪れていると感じる」と手応えを語る。美喜鮨本店(同市桜町)では富山湾鮨のほか、県内で水揚げされた魚を使ったセットメニューが好評だ。横嶋幹雄店長は「地魚を求める声は多く、ブランドが浸透してきた」と話す。

 漁が解禁されたばかりのホタルイカとシロエビも県外客を引き寄せた。ほたるいかミュージアム(滑川市中川原)のパノラマレストラン光彩は昨年3月に比べ客数が2~3割増加。シロエビ200匹を使った「福団子」で有名な松月(富山市岩瀬港町)は例年より早い時期から個人、ツアー客とも予約が相次いでいる。

 「富山ブラック」として全国に知られるラーメンを提供する西町大喜富山駅前店(同市新富町)には、JR北陸線の県内区間営業終了を控えた1、2月から客が詰め掛けるようになった。新幹線開業後も同店を含む市内の5店舗全てで好調という。運営するプライムワンの中村久雄社長は「予想以上の開業効果。3月は大忙しだった」と振り返る。

 ただ、4月は開業ムードが一段落し、客足が読みづらくなったとの声も上がる。「開業後初めての大型連休は期待している。その後の動向も注視したい」と中村社長。粋鮨の石川店長は「一見(いちげん)客にならないようにリピーターをつかむことが大切」と話した。

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