夜桜まつりでライトアップされる立屋地区の「番所の桜」

夜桜まつりでライトアップされる立屋地区の「番所の桜」

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小川「夜桜まつり」楽しんで 18日からの「ウイーク」で初開催

信濃毎日新聞(2015年4月15日)

 小川村の桜を楽しむ「村桜ウイーク」が18日、始まる。今年は夜間、立屋地区にある「立屋の桜」と「番所の桜」をライトアップする「夜桜まつり」を初めて開催。番所の桜の周辺には切り絵作品を投影し、夜も桜を楽しんでもらう。

 村の有志らでつくる実行委員会が2011年に始め、5回目。夜桜まつりは25、26日の午後6〜9時に開く。愛知県を拠点に活動する切り絵作家、酒井敦美さんの切り絵作品をオーバーヘッドプロジェクター(OHP)で番所の桜周辺の土蔵や地面、土手に映し出す。

 酒井さんは切り絵作品を野外の風景に投影する活動を全国各地で行っており、それを知った村職員が酒井さんに依頼した。24日には現地で投影のリハーサルもある。実行委事務局の村建設経済課は「夜も桜を見に村に足を運んで、桜と光の世界を楽しんでほしい」としている。

 期間中は村役場などで配布している桜ウイークのチラシを持参すると、村内の飲食店や「道の駅おがわ」など10カ所で食事や買い物の割引サービスが受けられる。チラシはサービスを受けられる10カ所にも置く。

 また、東京都町田市からNPO法人「生活サービスセンターたまりん」の会員らが26日、村を訪れる。村の活性化に取り組むNPO法人「美しい村小川・絆のネットワーク」が2月に災害時の助け合いなどを盛り込んだ協定を結んだ相手だ。ネットワークの村越光憲理事長(63)は「村の魅力を知ってもらい、交流を深めていきたい」と話している。

 桜ウイークは5月2日まで。問い合わせは村建設経済課(電話026・269・2323)へ。

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